社労士試験や年金アドバイザー3級に役立つ語呂合わせを投稿します。
「令和6年度国民年金保険料」を語呂合わせで覚えましょう!
私が語呂合わせを考案しましたが、学習や研修等の場面でご自由にお使いください。



1.令和6年度国民年金保険料


・令和6年度国民年金保険料→16,980円
→年金は慰労金(いろうきん)や

現役世代で国民年金保険料を納付し、65歳以降に受け取ることができる年金。
慰労金としての性質があることから、「慰労金や」という語呂合わせで覚えることができます。

ヒーロー、くたばれ!という語呂合わせも思いつきましたが、「ヒーローがくたばる」という表現が少し下品ですので、「慰労金や」で覚えておけば良いでしょう。

2.国民年金保険料について解説


毎年度の実際の保険料額は、次の計算式により平成16年の制度改正で決まった保険料額(下記を参照)に物価や賃金の伸びに合わせて調整することになります。
国民年金保険料

年度前年度保険料改定率物価変動率実質賃金変動率保険料改定率平成16年の制度改正で決められた保険料額実際の保険料額
令和5年度0.9760.9980.9980.97217,000円16,520円
令和6年度0.9721.0251.0030.99917,000円16,980円

令和6年度の国民年金保険料の月額は、保険料改定率は「0.999」となり、次のように決定されました。
17,000 円×0.999=16,983円 →5円未満は切り捨てるため、16,980円

(参考)
・令和5年度改定率
 -2.8%(0.972)
・物価変動率(令和4年)
 +2.5%(1.025)
・実質賃金変動率(令和元~令和3年度平均)
 +0.3%(1.003)
・令和6年度改定率
 =0.972×1.025×1.003=0.999(-0.001%)

計算の基礎となる平成16年の制度改正で決められた平成17年度以降の保険料額は以下のとおりです。
※令和元年度以降、産前産後期間の保険料免除制度の施行に伴い、保険料が月額100円引き上がります。
年度国民年金保険料
平成17年度13,580円
平成18年度13,860円
平成19年度14,140円
平成20年度14,420円
平成21年度14,700円
平成22年度14,980円
平成23年度15,260円
平成24年度15,540円
平成25年度15,820円
平成26年度16,100円
平成27年度16,380円
平成28年度16,660円
平成29年度および平成30年度16,900円
令和元年度以降17,000円